『あのね、』
作詞:鈴木ナオト
作曲:鈴木ナオト
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覚えているでしょうか
それとも許してくれたのでしょうか
せまいせまい川から
広い海へと流れるように
とぼけてはいたけれど
何となく君もわかってたんだろう
でも目隠しをしたままじゃ
何も伝えられなかったな
最終のバスを待つ夜に
流れ星を見たのさ
でも願いごとをする間もなく消えていた
あのね、今も悔やんでいる
「ありがとう」と言えなかった
どこにいても すましていても
いじわるな風が吹くんだ
温かなまなざしと 笑顔はそのままなのに
いつの間にか いつの間にやら
灰色の空の下で僕は
どうしようもないほどの
土砂降りの中で踏み迷っていた
虹を待つふたり
雨が止むのをただ待っていたんだ
たった一度だけでいい
季節を戻せるのなら
抱きしめたい それだけでいい
足りないけど 懲りないけど
いつまでも忘れない
やさしかったあの頃の
風の匂い 雨上がりに見た
虹が掛かる空の下の僕らを
あのね、あのね、、、
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